代表 小谷野幹雄のブログ

2020年10月15日イグノーベル賞2020年 ~日本人が14年連続受賞~

小谷野です。

 

 

2020年のノーベル賞発表では、日本人、アジア人の受賞者はいなかったようです。

 

 

今年発表された、科学論文数の統計では、中国が米国を抜いて世界首位になったそうです。

遠くない将来、アジアでは中国人のノーベル賞受賞者が大きく増えると予想するメディアもありました。

 

 

ところで、先月「人を笑わせ、そして考えさせる、イグノーベル賞」の発表がありました。

 

イグノーベル賞の授賞式は例年、ハーバード大学のメモリアルホールで行われていますが、

今年はコロナの影響でオンラインで行われました。

 

こちらは、日本人が14年連続の受賞となりました。

 

京都大学霊長類研究所の西村教授が「ヘリウムを吸ったワニの鳴き声はどう変わるのか」

という研究発表で「音響学賞」を受賞しました。

 

ヘリウムを注入した水槽内に、メスのワニ(絶滅危惧種ヨウスコウアリゲーター)

を入れ、鳴き声を出すメカニズムを調査しました。

ヘリウムを入れると鳴き声が高くなり、共鳴を起こして声を出すという、

人間と同じ発声メカニズムを有していると結論づけました。

 

その他の賞の受賞(抄)

「心理学賞」:眉毛でナルシストを見分ける方法
       分厚く眉毛を整える人はナルシストの傾向が強いそうです。

「物理学賞」:生きているミミズを高周波で振動させると形がどうなるか

「昆虫学賞」:昆虫学者の多くが、昆虫でないクモを恐れているという証拠
       を集めた
       (ちなみにクモは頭部と胸部が融合、さらに脚8本で昆虫では
       ありません。)

「医学賞」 :他人が物を噛む音を苦痛と感じる症状を「ミソフォニア
       (咀嚼音嫌悪症)」と診断したことに対して

 

 

どれもこれも、笑いを誘い、一般の人が科学に興味を持ちそうな研究内容ばかりでした。

 

 

~妻の怒りをかいくぐる研究、小谷野でした~

 

 

 

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