代表 小谷野幹雄のブログ

2022年04月14日公示地価が発表 ~複数の地価~

小谷野です。

 

土地の公示地価が発表されました。

コロナ収束への期待や、在宅勤務による住宅需要の増加により、2年ぶりに全国平均で0.6%の上昇に転じたようです。

一方で、コロナ禍直撃の都心商業地、観光地は下落が目立っています。

 

日本では土地価格は5つあると言われています。

 

(1) 公示価格

国土交通省3月発表、1/1時点における一般の土地取引や公共事業用地取得の際の目安。

 

(2) 基準地価

各都道県が9月発表、7/1時点における土地の標準価格で都市以外の土地価格もあり公示時価の補完的役割を果たす。

 

(3) 路線価

国税庁が1/1発表、相続税や贈与税の税金計算をするための土地価格。

調査地点数は33万と圧倒的に多く、公示地価の8割程度と言われる。

 

(4) 固定資産税評価額

各市町村が3年に1度発表、固定資産税を賦課するための基準価格で、公示地価の7割程度と言われる。

 

(5) 実際の市場取引価格

市場で実際に売買されている価格で、需給バランスによって決まる。

 

 

ところで、現実世界とは異なるもう一つの別世界、メタバースおいても不動産投資が盛んなようです。既に、土地価格が急上昇しているメタバースも多くなりました。

リアル(現実世界)の土地価格に加えて、メタバースでの土地価格も今後、定期的に公表される時代になるのでしょう。

(メタバースに関するブログはこちら https://www.koyano-cpa.gr.jp/archives/12944

 

 

~土地は百面相、小谷野でした~

 

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