代表 小谷野幹雄のブログ

2023年03月23日備後・安芸の国 ~広島県の名城~

小谷野です。

子ども達が春休み中ですので、旅行シリーズです。

 

 

(広島城)

毛利輝元が太田川デルタ地帯に築いた平城ですが、原爆によって消失しました。

別称、「鯉城(りじょう)」とも呼ばれます。

中国故事では鯉は竜門と呼ばれる滝を登り切り、見事竜になることができたとあり、立身出世の象徴で、難関を「登竜門」とよぶのも、この故事からのようです。

広島東洋カープの「鯉」の由来もここからです。

 

 

(福山城)

新幹線福山駅ホームから目の前に見えているのが福山城です。

徳川家康の従兄弟である水野勝成が、毛利など西国外様大名への抑えとして築城されました。

防御の弱い北側の壁には鉄板が貼られる特徴的な天守がありましたが、福山城は福山大空襲で天守等は焼失しました。

その後1966年に復興し、2022年には大改修工事が完了しました。

 

広島城と福山城の間には、毛利元就の三男、小早川隆景が整備した「三原城」「新高山城」(どちらも続日本名城100)もあります。

 

 

(しまなみ海道)

広島県尾道市と四国愛媛県今治市を島と橋で結ぶ60kmの道路で、2006年に全開通し、サイクリング愛好家に人気の道路です。

しまなみ海道の途中にある生口島は日本画家・平山郁夫さんの生まれ故郷であり、平山郁夫美術館があります。 

しまなみ海道の途中では、村上水軍の本拠地である能島城(愛媛県)も見ることができます。

潮流の激しい海峡にあります。

豊臣秀吉による海賊停止令がでるまでは、海上の関所で通行料徴収、水先案内人、海上警護などを行っていました。

 

 

~戦後の復興天守でも素晴らしい、小谷野でした~

 

(広島城、鯉城とも呼ばれます)

(福山城:北側は白色では無く、防御のための鉄板の黒色の壁となっている)

(能島城:周囲の潮流が激しい)

(平山郁夫美術館:「パミール高原を行く」 撮影許可有)

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