代表 小谷野幹雄のブログ

2023年06月01日「失敗の方程式」~財務・資金編~

小谷野です。

 

起業における失敗の方程式シリーズです。

成功は様々な偶然が重なっている場合も多く、方程式にすることが難しいので、原因が比較的明確に分析できる「失敗」にフォーカスしたシリーズで、起業家の皆さんの参考になるような事例を思い出しています。

 

「事業計画編」、「社長の行動・思考編」の次は、お金に関わる失敗事例です。

 

 

<財務・資金編>

 

1.開業資金不足

法人を作って事業を開始するには、資金はそれなりに必要です。

街の書店では、「1円で会社は設立できる」、「10万円で事業を始める」などの本が並んでいますが、少額資金のスタートは、初期段階で頓挫するケースが多いと感じます。

もちろん、事業と言うよりは「生業」として、また法人では無く個人で始める場合は、資金が小さくても始められる場合もあります。

 

 

1.運転資金の確保

調達資金が開業時における初期投資に必要な金額のみで、開業直後から発生する毎月の諸経費支払いなどの運転資金の確保が不十分なケースがあります。

社長の仕事が本来の事業ではなく、お金を借りるために奔走することになったケースもあります。

 

 

1.財務諸表の理解

経営陣が、貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、キャシュフロー計算書(CF)などの財務三表の理解が乏しい場合は、損益のみで経営判断することが多くなり、黒字倒産に陥ったケースもありました。

 

 

1.手元資金の源泉理解

手元資金の源泉が、売上(利益)なのか、借入金なのか、預かり金なのか、払い込まれた資本金なのかを、しっかり区別できない会社もありました。

ベンチャーキャピタルから入金のあった資本金を、自分の稼ぎと同様に考えて、夜な夜な遊んで使い、売上を計上すること無く消えていったベンチャー企業もありました。

この背景には、バラ色の事業計画書を作成すれば、ベンチャーキャピタル(VC)からお金が払い込まれるベンチャー支援ブームがありました。

 

 

1.個人の金と会社のお金の区別が曖昧

ベンチャー企業に限らず、御法度です。

 

 

1.友人、知人からお金を借りる

 

(1)事業が破綻に向かう

金融機関以外から借入りを始めた段階で、事業の退路が無くなり、破綻に向かうケースが多いと感じます。

直接的にお金を借りなくても、友人・知人に保証人を依頼するのも同じです。

 

(2)再起が難しくなる

起業に失敗はつきもので、失敗すれば再起を目指すことになります。

しかし、友人・知人までお金の件で迷惑をかけている場合は、再起が難しくなります。

 

 

~無いときの辛抱、有るときの倹約、小谷野でした~

 

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