代表 小谷野幹雄のブログ

2017年01月27日漢字の役割~同音異義語が多い日本語~

小谷野です。
最近、漢字が読めない、漢字の読み間違いを頻発しました。

 

<料亭のコースメニューを見て>
・河豚(フグ)をカッパ(河童)と読んで笑いを誘い、
・蒟蒻(コンニャク)をブドウ(葡萄)と読んで、老眼のせいと言い訳し、
・蕎麦(ソバ)をワラ(藁)ムギなどと読んで、顰蹙を買い、
・無花果(イチジク)は読めずに、無言で冷や汗。

 

明治時代における日本語統一改革では、漢字の廃止も真剣に議論されたようです。
日本で階級社会が崩壊する過程では、日本語の統一は明治政府が直面した重要な政治課題でした。
公家言葉、武士言葉、町人言葉、農民言葉、さらに地域特有の言葉が入り交じり、日本人同士のコミュニケーションが困難だったようです。
そこで江戸言葉を中心に標準語が形成されたようです。
漢字を廃止して、ひらがな・カタカナ、ローマ字表記なども真剣に議論されたようです。

しかし、同音異義語(ex.こうせい:公正、更正、校正、厚生、後世、攻勢)が多い日本語では、ひらがな・カタカナだけの表記では非常に読みにくく、漢字が存続となったようです。

恥の上塗りですが、ゴルフ場のスタートコースの案内で、楓(かえで)コースをけやき(欅)コースからスタートですとアナウンスしてしましました。

 

~ 「御前の名前が読めない、と言われる」、小谷野(こやの)でした ~
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