代表 小谷野幹雄のブログ

2016年06月16日承継のお手本~親子濃密の歌舞伎界~

小谷野です。

市川右近(*)さんの長男、武田タケル君6歳の初舞台を応援するために、
歌舞伎座に行ってきました。初役は、「碇知盛(いかりとももり)」の安徳天皇でした。

 

ところで、父と息子(女子は歌舞伎役者になれない)の関係の濃さは、歌舞伎界が随一でしょう。
父が師匠であり、先輩で有り、毎日が歌舞伎づけです。
親子承継に最も時間をかける業界といってよいでしょう。

 

経営の世界では、父と子供が接する時間は短いようです。
父の成功や失敗の経験を共有している子供は少なく、父を支えている人的関係も、父の葬儀の来訪者を見て初めて知る場合も少なくありません。

 

事業が多忙だった、夜や土日の接待が多い業種だった、リーダーシップが強過ぎる父を子が敬遠した、親が教えベタだった、など理由は様々です。

 

~ 家での相手はペット、小谷野でした ~
*澤瀉屋の重鎮、2017.1より市川右団次(高島屋)を襲名
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