代表 小谷野幹雄のブログ

2015年11月05日VW(Vision & Hard Work)~ノーベル賞学者の座右の銘~

小谷野です。

 

京都大学iPS細胞研究所の山中 伸弥所長の話を聞きました。
10年前にTLO(大学技術の民間移転)の件で当事務所に相談に来られたときとは比較にならない程の時の人であり、ドッグイヤーを駆け抜けている最中でした。

 

iPS細胞の基本特許はあっても、米国のベンチャー等に応用面の特許を取得されると、薬がとてつもなく高くなり大衆の手が届かなくなる可能性があるので、様々な治療の応用分野においても特許を取るために研究員は疾走しているそうです。

 

ところで、山中教授の座右の銘は、米国留学中の恩師の言葉「VW」だそうです。
最近排ガス不正で話題になっている自動車メーカーのことではありません。
「Vision & Hard Work」しっかりとしたビジョンを持ち、猛烈に働くことをいいます。
山中教授も時々Visionから離れた判断を行いそうになるといいます。
例えば、お金をより多く集めるためには、マスコミ受けをよくするには、等々・・
今は「多くの難病の人を救うため」というビジョンに立ち返り、すべての判断を行うことを心がけているそうです。

民間企業でも同じで、ビジョンから離れた経営判断はその後大きなゆがみを生み出します。

 

~ ゴルフの再生治療が必要な、小谷野でした ~
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