代表 小谷野幹雄のブログ

2015年06月05日社長は役者~演技の巧拙~

小谷野です。

経営は役者を演じることである、と言う社長に何人もお会いしました。

 

社内では風邪も引いたことがないと健康をアピールする社長。
実はあちこち悪く、密かに病院通いが多いのだよと言われたこともありました。

 

社内では満面笑顔で気力充実をアピールする社長。個別でお会いすると、眉間にしわを寄せて、肩を落としている姿をしばしば見かけます。

 

またある社長は、迷いや不安があっても従業員には決して話したり相談したりしないそうです。
事業は山あり谷ありで、経営者が従業員に弱音を吐けば、うろたえた社長のイメージという後遺症が残ると言うのです。
事実、その時は大変な逆境と感じて大いに悩んだ事も、時間が経って振り返ると、長い経営の中では大したことでは無かったという場合が多いそうです。

 

役者としての演技力が、組織運営の巧拙に影響するようです。

~ 役者と思えば、歯の浮く言葉も女房に 小谷野でした ~
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