代表 小谷野幹雄のブログ

2014年09月05日余力の幕引き~清算は重要な選択肢~

小谷野です。

 

ある社長から「事業を閉じることにした」と、告げられました。
最近赤字が続いていましたが、倒産するような財政状態ではありませんでした。

 

「今やめれば、だれにも迷惑かからんからな」。

 

確かに債務超過ではないので負債は全額弁済可能で、資産がある程度は残りそうでした。お子さんは父の会社には入らず、違う業界で活躍していますので、会社存続へのこだわりも少なかったようです。
あっぱれでした。

 

逆に、銀行からの融資が困難になり、家族、親戚、友人、知人にまで工面してもらって、さらにはマチ金からも借りて破綻した会社もありました。社長の思いは1日でも長い会社の延命でした。
この社長さん、晩年を大きく汚すことになってしまいました。

 

上記はいずれも、年配経営者の話ですが、若手経営者はさらに早い英断が求められます。

今は「やり直し」ができる時代です。親戚、友人、知人は、やり直す時の重要なサポーターです。

 

 

~ いうは易し、その時自分は 小谷野でした ~


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