代表 小谷野幹雄のブログ

2014年05月22日メールからFAXに切り替えた社長~ITツールの効率と非効率~

小谷野です。

 

新しい事に次々チャレンジしてメディアでも著名な社長が最近メールをやめました。自分への連絡手段はFAXに限定したのです。

 

メールをやめた理由は、メールを読んだり返信対応していると1日のすべての時間を費やしても終わらないからだそうです。人と接したり創造的な仕事に充分な時間を費やせなくなるのが理由です。

 

「昔はなかったのだから、なくしても問題ないはずだ。」

 

あっぱれと思いました。メールアカウントを持つと、重要性の低い大量の情報にさらされます。

中間管理職がパソコンの前で座り、社内外に飛び交うメールに目を通して1日が終わる話しはよく聞きます。コンプライアンスの仕事ならともかく、これでは毎日の生産性はゼロに近い状態です。

現役で走っている経営者でしたら、誰もが受信メールすべてに目を通すのは難しいでしょう。

 

スケジュール関連をまず処理して、あとは優先順位をつけるしかありません。
CC、BCC、グループ発信されたメールの優先順位は低くなります。
未読・未処理数百件は日常化します。
前述の社長は優先順位をつける時間も膨大でパンクしてしまいました。

 

メールは便利なツールであります。しかしこの手軽さは、
創造的な業務遂行には全く関係ない大量の情報の洪水を作り出します。

 

 

~ 上手く泳げない 小谷野でした ~

 

 

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