代表　小谷野幹雄のブログ

小谷野です。

コロナ禍から新たな日常への道は険しく、経営者の皆さんも社内では気丈位に
明るい未来を語りますが、社外では弱音を吐くことも多いようです。

そんな時に「ハーバードビジネススクールの人生を変える授業（大和書房）」の
講義内容で心に響く項目があるかも知れません。

タル・ベン・シャハー氏の、「幸せになるための授業」は、
多くのハーバード学生が受講する人気講義です。

書籍は講義のように52 week（項目）に分かれています。

1．期待をコントロールする
　ベトナム戦争で捕虜となり過酷な収容所生活で
　多くの米兵捕虜が亡くなりましたが、生きて戻った米兵の共通点を、
　生還したジェームズ海軍中将が話っています。
　
　第一に、自分の置かれた環境を無視したり、拒絶せず、
　　　　　真正面から受け止めた人

　第二に、必ず脱出することができると信念を持ち続けた人

　つまり決して脱出できないと思った人、短い期間で開放されるだろうと
　楽観的に考えた人は生き残るのが難しかったとあります。

1．困難から学ぶ
　真に幸福になるには、不快な感情や、辛い体験が必要だといいます。

　人間が必要なのは不安がない状況ではない。
　（精神科医ヴィクトール・フランク）

　価値ある目標のために努力することである。
　困難こそが、喜びの気持ちを作る。
　

1．感謝する
　心理学者ロバート・エモンズ＆マイケル・マッカローの実験として有名です。
　毎日ちょっとしたことでよいので感謝できることを5つ書いてもらう。

　毎日感謝できることを考えたグループは、何もしなかったグループに比べて
　幸福感が高くなり、そして人に対して優しくなった。

1．運動をする
　心の健康は大いに運動と関係する。

　運動には免疫力を高める、よりよい睡眠を得られる、寿命を延ばす効果もある。

　うつ病患者の大半にとって、週3回、1回30分以上の運動を行うことは、
　抗うつ剤を服用するのと同じ効果があるとする研究結果もある。

（その他の講義項目　抄）
1．習慣化する
1．仕事への考え方を変える
1．意義を見いだす
1．思いやりの心をもつ
1．困難から学ぶ
1．すべてをシンプルにする
1．プロセスを楽しむ
1．理解し、理解される
1．失敗から学ぶ
1．完璧主義を手放す
・・・・・

～今日は〇〇と〇〇に感謝、小谷野でした～