代表 小谷野幹雄のブログ

2020年08月06日「プランB」~経営者のつぶやき~

小谷野です。

 

最近お会いした経営者の記憶に残った発言を集めました。

 

 

●「アフターコロナ」の見出しに違和感

 

 ワクチン開発が成功しても、経済のV字回復とならず、
 コロナの影響は3年から5年は続く。

 

 長期間、世界の人の移動が制限され、日常行動が制限された状況が続いた後の
 アフターコロナを今は考えられない。

 

 コロナ禍は、長くても発生から2年以内で収束するといわれていましたが、
 多くの経営者の収束予想はさらに長期化しているようです。

 

 

●「新しい日常」の見出しに違和感

 

 現在の様々な環境が、新日常、新常態となるなら、事業の3分の1は消滅する。

 

 そういえば先週、日本経済新聞で2020年4~6月期決算で
 世界主要企業の3分の1が赤字化した報道がありました。

 

 

●倒産は年末から(銀行業)

 

 現在、倒産手続きが始まっている会社は、
 コロナ以前から収支が悪化している会社が多い。

 

 以前は黒字事業であっても、内部留保が小さい企業の倒産が年末から始まり、
 貸倒引当金計上の負担も相当大きくなると予想している。

 

 

●「プランB」の経営計画の策定

 

 最悪化することを前提としたプランBの策定が必要になっている。

 

 多くの業界で、増収増益の事業計画は絵空事になっており、
 減収減益下で人件費を中心とした固定費の削減という難しい実行計画が
 必要となっている。

 

 うまくいくシナリオ「プランA」に対して、うまくいかない場合の計画は
 「プランB」と呼ばれています。

 

 

●勇退者の嘆き

 

 今年75歳で勇退した社長が嘆いていました。

 

 残り短い余生の3~5年もSTAY HOME的にじっと過ごすのか。

 

 奥さんとの約束(世界旅行)破りを気にしていました。

 

 

~ダイエット計画「プランB」策定中、小谷野でした~

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