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2021年06月23日 / 投稿者:Takeuchi 日本政治とメディア

多摩大学の「現代世界解析講座XⅣ」をインターネット聴講しています。

6月17日収録分は、TBS”news23”にスペシャルコメンテーターとして出演する星浩氏の「日本政治と

メディア 現状と課題」でした。

 

★日本政治の現状

安倍・菅政権の8年を経済と政治手法の観点から総括します。

経済は何と言ってもアベノミクス。

第一の矢である金融緩和は、日銀が黒田バズーカを連発した結果、A評価。

第二の矢である財政出動は、財務省が大盤振る舞いをした結果、B評価。

第三の矢である成長戦略については、看板は次から次へと掛け変わりましたが、「改革しなくても株高

だからいいんじゃないか」とばかりに、かけ声倒れに終わってしまったため、E評価。

結局、アベノミクスはABEでした。

 

政治手法に関しては、「官邸主導」を全面的に打ち出し、法案を通すために、安保法制では内閣法制局

長官を、ふるさと納税では総務省の担当局長を、いずれも反対勢力として、人事権を行使して排除

しました。

「最終的に政治が決める」という姿勢自体は頼もしいのですが、その後の「モリカケ、桜を見る会、

総務省接待」と、こうもスキャンダルが相次ぐと、信頼を失います。

 

★今後の政治動向

コロナ禍、オリンピックで大変な時期ではありますが、都議選(7月4日投開票)→自民党総裁任期

(9月30日)→衆院議員任期(10月21日)と、政治の季節に突入します。9月末~10月にかけて解散・

総選挙となるようです。

争点は、①二大政党制の行方、②大きな政府に戻るのか、③米中対立下の日本外交の進路、の3点

です。

 

★メディアの課題

新聞がめっきり売れなくなりました。ピークは6,000万部でしたが、今は4,000万部で、毎年、中日

新聞並みの200万部が減少しています。

テレビは質が低下しています。色々な意味で中国が大きなテーマとなっていますが、朝日新聞には中国

語が話せる人が20名程度いるそうですが、TBSには1名か2名しかいないそうです。

新聞・テレビが衰退してもネットがあるではないか、となりますが、ネットはフェイクニュースで溢れ

かえっています。

こうしたメディア環境の中、一人一人が様々なメディアを使いこなして、メディアリテラシーを高める

必要があります。

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