スタッフブログ

2011年01月11日 近江八景

今年も大河ドラマが始まりました。

「江~姫たちの戦国」

戦国時代を波乱万丈に生き抜いた女性の「優しさ」と「しなやかさ」がテーマのようです。

さて、初回の放送では、小谷城跡から美しい琵琶湖の景色が映し出されていましたが、

わが地元の近江には、「近江八景」という風光明媚な景色があります。

  • 石山秋月いしやま の しゅうげつ]  石山寺
  • 勢多(瀬田)夕照せた の せきしょう瀬田の唐橋
  • 粟津晴嵐あわづ の せいらん]   粟津原
  • 矢橋帰帆やばせ の きはん]  矢橋
  • 三井晩鐘みい の ばんしょう]  三井寺(園城寺)
  • 唐崎夜雨からさき の やう]  唐崎神社
  • 堅田落雁かたた の らくがん]  浮御堂
  • 比良暮雪ひら の ぼせつ]  比良山

http://www.otsu.or.jp/hakei/index.htm

司馬遼太郎は、「街道を行く」シリーズでこんな言葉を残していました。

実は、近江好きなんですね。

~以下、抜粋~

「近江」というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私には詩がはじまっているほど、この国が好きである。

京や大和がモダン墓地のようなコンクリートの風景にコチコチに固められつつあるいま、近江の国はなお、

雨の日は雨のふるさとであり、粉雪の降る日は川や湖までが粉雪のふるさとであるよう、においをこのしている。

大晦日に実家に帰省しましたが、そこは一面の雪景色でした。

遠くに見える伊吹山や比良山地は、子供の頃と同じような雪化粧。(まさに比良暮雪)

外は極寒の気候でしたが、幼いころの自分に戻ったような懐かしい気持ちになりました。


PAGETOP

お問い合わせ