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2015年04月17日 / 投稿者:Iwasaki 役が不足してるなら役者を減らせばいいじゃない。

 

後悔役に立たず。

 

先日、間違えて使われている日本語、というのが紹介されていました。

 

「役不足」

 

ということばです。

 

経験の足りない社員が与えられた仕事にたいして

『この仕事は僕には役不足ですね』

と、答えたのだそうです。

役不足は、本来自分の役割に見あっていない、つまりは物足りない仕事にたいして使う言葉なので、この場合は誤用にあたり、正しくは『僕では力不足』などと答えるべきなのだそうで。

 

え?

普通に生活していて役不足なんて言葉が使用される機会があるんですね。

なんて思っていませんよ(キッパリ!)

 

私はこの手の話題のときにはいつも『誤用が誤用としてであれ伝わっている限り、誤用のまま認知されるべき』だと思う側の人類です。

 

たとえば『全然○○である』という否定の接頭語に肯定の文を繋げる誤用についても『全然伝わるよね(あえての誤用)』と感じるわけです。

きちんと伝わっているから、大丈夫。

『全然○○である』の誤用は指摘されて久しいですが、夏目漱石ですら自著のなかで多用しています。

 

 

先に後悔できないから『後悔先に立たず』

でも、過去にした後悔が後になって成果をあげていないなら『後悔役に立たず』

伝わるじゃないですか!

 

伝わり方が正反対になることが問題という意見もありますが、ひとまずは伝われば万事OKというわけにはいきませんかね。

 

無理がありますか。

無理がありますね。

 

 

ではまた。

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