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2022年07月01日 / 投稿者:kojima 伝わる文書の書き方

今回はビジネスライティングについてご説明しようと思います。

 

文章というと、学校では“起承転結”を習った方が多いのではないでしょうか。

 

これは「先がわからない」、というストーリー性を重視した手法であり、映画や小説を書く際には有効ですが、結論の記述が先延ばしにされてしまいます。

 

とにかく結論を言ってくれ!というビジネス上では、向いていない場合もあります。

 

そこで今回ご紹介するのがPREP法です。PREPとは

Point(要点)

Reason(結論にいたった理由・そう主張する理由)

Example(具体例・理由に説得力を持たせるための事例・データ・状況)

Point(結論・主張)

の頭文字です。

 

まず初めに要点を伝え、次に結論にいたった理由を説明し、そのあとに理由を納得させるための根拠事例やデータといったものを提示します。

 

そして最後に再び締めとなる結論(要点)を伝えるといった手法になります。

 

この手法のメリットとして先に要点を伝えてしまうので、相手が、後に伝達される情報のどの部分に注意すればいいのかわかり効率的に話を伝えることができる、という点です。

 

別のメリットとして、先になにが言いたいのかを述べてしまうため、執筆者が、書くべき要点が自然と整理されることです。

 

文章を書いているうちに何を言いたいのか、あやふやになってしまった経験はないでしょうか。

 

そうした事態が起きるリスクを抑え、書きたいことを把握しながら文章を作れます。

 

以下にPREP法の例文を記載いたします。

 

Point(要点)

私は動画学習をおすすめします。

 

Reason(理由)

なぜなら、動画学習をすると、スキマ時間も有効活用できるからです。

 

Example(具体例)

例えば、私は通勤中に動画を観て勉強しています。動画学習を始める前と比べると、インプットの量が格段に増えました。

 

Point(結論)

時間を活用できるという点で、動画学習はとてもおすすめです。

 

いかがでしょうか。

 

書き方自体はシンプルなものの、実際にPREP法を使って書こうとすると、意外と適用が難しかったりします。

 

しかしビジネス上ではわかりやすく相手に伝えられる強力な手法のため、何回か練習をして、PREP法をぜひマスターしてみてください。

 

ここまで読んでくださり、誠にありがとうございました。

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