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2009年07月29日 / 投稿者:Staffblog 睡眠不足

暑い日が続きます。

そう、季節は夏なのです。

枕草子にもあるように、夏は夜がよいのです。

長い陽がようやく沈み夜の帳が落ちた後、蛍の光を眺めながら風情を感じていた平安時代。

しかし、この現代では、日中の暑さが抜けず寝苦しい日々が続きます。

結果、睡眠不足の発生です。

けれど、睡眠不足には要注意です。

不調を抱えているビジネスパーソンのうち、44%以上の不調が不眠によるものだからです(※1)。

他方、睡眠時間が短くても大丈夫という人も世の中にはいるようです。

元外交官の佐藤優氏は体質的に3時間半程度の睡眠でも回復するとのことで、一時期は連日午前2~3時まで仕事をしていたそうです。一方でその佐藤氏が、働きすぎは本人の趣味なのでマイペースで行えばよいが、その姿を部下には見えないようにすべきとされているのは興味深いところでもあります(※2)。

そんなショートスリーパーの方は別として、一般人にはおすすめの回復法があります。

以前、見たテレビ番組(※3)でやっていたのですが、寝る前に次の2つを行うと、睡眠中に疲労回復物質が劇的に分泌され、起きたときもスッキリです。番組の実験でも疲労回復物質が何倍にもなっており、被験者たちは一様に目を輝かせて効果を体験していました。

1.こめかみマッサージ

脳への血流量が増大し、疲労回復物質の分泌が促進されます。

2.嫌いな人を思い浮かべる

嫌いな人を思い浮かべることで、疲労回復の指示を司る前頭眼窩野は、活性化することが可能です。

たったこれだけで疲労回復することができるなら試す価値はありますね。

事務系労働者においては、睡眠の質が低下した人は健常睡眠者と比較すると、人間関係が2.44倍も悪化するそうです(※1)。実際、ストレスで心身に不調がある人が特に強いストレスを感じていることは、職場などでの人間関係が堂々一位の65.3%でした(※1)。

健康が一番といいますが
安眠だけでなく、人間関係が良好な職場というのも大事ですね。

それでは
また皆様にお会いできるその日まで。

Yuki

(出所)

※1:週刊東洋経済 「差がつく『睡眠力』」(2009.8.1号)
※2:週刊東洋経済 「知の技法 出世の作法」(2009.8.1号)
※3:発掘!あるある大事典II「疲れがとれる!最新!脳トレーニング」(2006.3.19放送)

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